ネタバレを含みます。私が製作した「ハナカマキリの心」の秘密のストーリーを、こっそり書いています。「ハナカマキリの心」に正解はありません。以下の記事をお読みになったうえで、自己責任でご覧ください。
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【キーワード】かいぶつ・しあわせ・けいかく・げんじつ・まほう・まほうのけっか・ぷろぽおず・はんにん・はんにんはわたし・あいじょう・あのひとのひみつ
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(゜o゜)
ハナカマキリの心の一番の見せ場は、このシーンのつもりです(゜o゜)
この指輪…ふつうは「シャイ」と「私」の指輪だと思いますよね。ペアリングか、婚約指輪か、結婚指輪か…実はどれも違います。
この指輪は「私の浮気相手」と「その妻」のものです。私はふたりの心臓を魔法の対価として使いました。
「私」は「シャイ」と付き合っていましたが、美しい友人に「地味な彼氏だね」と言われて惨めな思いをしました。一シャイはプロポーズをしましたが、私はそれを保留にしました。(つまり、シャイが用意した指輪を受け取ってはいないんです)。
そして私は美しい彼と浮気をしてしまいました。しかし彼は実は既婚者でした。
魔法使いの私は、魔法を使って、地味な彼氏(シャイ)を理想の彼氏に変えたい、シャイに変わってほしいと思い、計画しました。その魔法には、人間の心臓がふたつ必要でした。
…しかし魔法は失敗し、彼氏は美しいランの花ではなく、虫さんの怪物になってしまいました。
私がシャイに対して「私は○○でしたか?」と質問するのは、シャイが何を知っているのか確かめたり、確認しているイメージ。シャイはすべてを知っていましたが、二つの指輪(彼女がひとをあやめて、許されない魔法を使ってしまった現実)を見せつけられて、黒い涙を流しました。彼の言葉はもう、彼女には届きません…。それでもシャイは一途で、私を守ろうとしているわけです。
タイトルの意味ですが…
全てを知っていたシャイは彼女のために、必死にランの花…彼女の理想の彼氏、美しい彼氏になろうと努力していたはずです。でも、いくら擬態しても、彼はハナカマキリ。