四話「最強の彼氏」
からすが何か言いかけた。
俺はハッとして、目を開けて、手を引っ込めた。
からすはサファイアブルーのキラキラの瞳をまっすぐ俺に向けて、真剣で一生懸命な表情をしていた。
からすは大きく、はっきりした声でうったえた。
「諦めたらだめだ!」
「からす…俺、ごめん、ごめん」
「わたしたちは弱い生き物かもしれない。それでも、何かひとつくらいは守ることができる、それくらいの勇気はあるはずだ!全部捨てちゃうのはもったいないぞ」
「うん…」
遠いところにあった心が、やっと戻ってきたような気がした。
星の化身だからからすと出会えて恋ができた。
からすは俺に、楽しい時間と優しい心をたくさんくれた。
偶然と偶然が重なって、同じ感情を重ね合わせられる、かけがえのない人と出会えた。
今この瞬間も、俺とからすの宇宙規模の恋愛は続いているんだ。
恋も、この星も。からすも、俺も。
まだ終わってないんだ。
俺が諦めない限り、終わらないんだ。
そういやだいぶ前にからすが言ってたな…
『お互い未来を怖がる必要なんてない。わたしたちはもっともっと優しく、そして強くなれる。誰にもまねできない絆で結ばれる。胸を張れる、その力でわたしたちとこの星を守っていくこともできる!』とかさ。
俺はからすの腕を引っ張って起こして、怖い思いをさせてごめんと謝った。からすはふにゃりと笑って許してくれた。
「からす、俺に勇気を貸してほしい」
「いくらでも貸すぞ!…何を貸せばいい?」
「決まってるだろ、ラブだよ」
「…ん?」
「気が付いた。よかった、俺、気が付けた。
この星とからす、どちらを守るか選ぶなんて、…なんの意味もねぇってことに!
そもそも俺に選ぶ権利なんかないんだ、命を天秤にかけるような真似をして、何様なんだって話だ。俺は神様じゃない、ただの星の化身、からすの恋人だ。
それに、たった30分で決断して片方を諦めちまう奴なんて、もう誰にも信じてもらえなくなるだろ!
諦めずにこの星と向き合い続けることは、俺の義務なんだ。この星を背負って、人生を魂を背負って、背負い続けて、この星を守り続けていくんだよ。生半可な気持ちじゃ、正義も愛も語れねぇだろ。
でも…
今の俺じゃ、オキに勝てるもんなんかひとつもねぇんだ。力の大きさも使い方もルックスも、ぼろ負けだ。そもそも俺はやっぱり、自信がねぇんだよ。
胸張って言えることなんか、ふたつしかねぇ。
からすとこの星を愛してるってことと、
からすに愛されてるってことだけだ。
それを大きな剣に変えて、振り回すしかねぇんだよ。
幸い、この星は不死の星だ。何度でもやり直せて、試しきれないほど選択できる、幸せを探せる。チャンスがある。俺が1000年かけて作った星。チャンスがあるのは俺も同じなんだって思いたい。
ラブとラブが合わさったラブ?心の力を重ね合わせて、本当の「不死の奇跡」を起こしてやろうぜ!!」
「さくら君が元気になって嬉しいぞ!でも、何を言ってるのか全然わからない、不死の奇跡ってなんだ?」
「よく聞け!まず俺はからすに「星の化身の力」を全部預ける。この星は俺がからすに力を預けた時点で散りはじめるだろうな。からすは俺の星の全ての力を隅々まで感じて、はなびら一枚無くさないように、ラブの力で守ってくれ!愛があればできるはずだってことだ。
そして、オキをちょっとだけビビらせてやるんだ!その方法は、思いつかねぇから、からすが考えてくれ。戦う必要はない。
オキが逃げて行ったら、ラブの力で星を元に戻すんだ。星が戻ったら、俺も復活するだろ!からすの爆弾も、上手い具合に消しちまってくれ。
散り始める星を維持して守って、再生させるなんて、多分普通に考えたら無理だけど、ここは不死の星。
不死の奇跡、起こしてやろうぜ!!」
「なるほど。つまりさくら君は「全部からすに任せるから、なんとかしてくれ!」と言いたいんだな?」
「へへ、その通りだな。
…からす
助けてくれ。
諦めたくないんだ。間違えたくもないんだ。
でも俺、この星とからすを殺そうとしちまったんだ…正常に判断できる自信ねぇし、こんな体じゃなんにも出来ねぇんだ。
からすなら、何とかしてくれるんじゃねぇかって…もう、それしか方法が思いつかねぇんだ。
だから、…頼んじまおうかなって」
「さくら君…わたしを頼ってくれるのか」
「もうからすしか頼れねぇんだ。
からすの正体は宇宙最強の戦わない戦士
で、俺を守ってくれる最強の彼氏
終わったら、現世でデートしようぜ」
からすは、「も~」と、わざと困ったような顔をした。それから、「やはり、さくら君は可愛くてたまらない存在だな」と笑った。
「幼いころ、お母さんから聞かされていた。誰かの幸せを願う強い気持ちは、奇跡を起こすんだってな。頼られてしまったなら仕方ないか、ラブとラブを合わせた不死の奇跡…チャレンジしてみようかな。
星の民のため、星のため、宇宙のため。その前にたった一人を幸せにしてみなさい…お母さんから託されたその言葉を、純粋に受け入れてみようかな。
…よし、任せてくれ、さくら君」
負けたくない気持ち、二人の心の力が燃えはじめた。確かな信頼。
涙をぬぐって、力強く輝く、決意の瞳、サファイヤブルーの瞳。
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わたしは、星の運命に影響を及ぼしてしまう…宇宙の漣(さざなみ)のような存在。だと思っていたが、思い上がりだった。
わたしはわたし、さくら君の恋人なんだ。それだけだ。
最強の彼氏…なんて言われたら照れてしまうな。自信がついて、恐怖も不安も溶けはじめた。さくら君にはわたしがいる、わたしにはさくら君がいる…だから、迷子になんてならないんだ。
「あとで返すからな」
わたし(からす)は、さくら君にそう言い、手をかざした。
サファイアブルーの深海の力が輝く…さくら君の魂と星の力を取り出して、手の中に収めた。さくら君の魂の温もりを全身で感じると、背中から特大サイズの翼が生えた。
さくら君の望みはわたしの望み。わたしはさくら君の心を守る、さくら君の守り人だ。
絶対に…絶対に、守ってあげるから。
さくら君は力が抜けたようにわたしのもとへ倒れた。優しく受け止め、その穏やかに眠る顔を見た。腕の中、さくら君の体が透けて、消えていく。
消えていく。
この星の時はもう止まっている…。
その瞬間。
視界が、世界が。
弾けるように輝いた。
この星全体が真っ白の光となって、スローモーションのように舞い上がった。透けて見える宇宙空間。満開の輝きを放つ星のはなびらが、渦巻きの様に吹き荒れる。
光り輝く満開のはなびら、わたしはその中心に浮かんでいた。
透明の輝きが舞い広がる。何度も見た景色、いつか感動したこの景色。胸がいっぱいになって溢れそうなほどに…その光景を心からきれいだと思った。愛おしいと思った。
全て宇宙に散ってしまえば、この星もさくら君も何もかもが消えてしまう。それから、この星の民でなくても、消えゆく星に滞在し、消滅に巻き込まれてしまえばわたしも消えてしまう。
そんな風には、させないさ。
さくら君の力に包まれて、わたしは瞳だけでなく体全体が青く、青く輝いた。
さくら君!!
わたしは今、さくら君の力を感じている、力が大きすぎて体がはちきれそうなくらいに。さくら君の心も感じている、いっぱいいっぱいになって、苦しいくらいに、切ないくらいに。
強く、強く!!溢れるくらいに!!
「さくら君の心の力を感じているぞ!」
(からすの心の力を感じているぜ!)
「さくら君の魂が」
(俺の魂が)
「わたしの中に」
(からすの中に)
「「宿っているんだ!!!」」
目を閉じ、歯を食いしばり、こぶしを握り締める。重なる力と心を感じ、全て素直に受け入れる。さくら君の魂を維持する、絶対に離さないと抱きしめる。魂をシンクロさせる、ひとつに重ねる。
さぁ、不死の奇跡を乗りこなせ!!!
目を見開けば、わたしの瞳は乳白色に光輝いた。強いわたしと強いさくら君、強く結びついて、その瞬間わたし達は、二人で一人の奇跡の戦士になれたんだ。
…ふと知らない青年の声が聞こえた。オキ君か。
「君は…何?からす君。
僕はオキ、この星を滅ぼしに来たんだ
横取りしようとするなんて、良い度胸だよね
突き刺してあげるよ。さくら君みたいに動けなくしてあげる」
オキ君の金属製のギラギラした両腕、両足…メラメラと黒光りさせながら、周囲に大きな火花を飛ばしている。銀色のくまが、わたしを睨みつけている。
「すまない、オキ君と戦うつもりはないんだ」
「甘ったれたこと、言わないでよね」
オキ君は20本の金属の腕を鋭く尖らせ、次々とわたしに放ってきた。
稲妻が狙いを定めて落ちてくる。
わたしは瞬間移動して、それを全てかわし…オキ君の背後に回った。
「そんなの無駄だよ」
余裕の笑顔で振り向くオキ君と目が合う。
バチリと目が合う。
わたしはウインクし、使い慣れた特別な視線を送った。
「ぅぐ…なに、これ!!僕に何をした…!?なにこれ…」
オキ君は困惑し、わたしを睨みつけた。
…目を合わせたものを恋に落とす力…
オキ君の様子を見て、くまが焦った声色で叫んだ。
「ちょ、オキ!?どうしたんだ!?」
「うっ…なにこれ…心の回路が変になってるんだ!心がふわふわして、からす君に何もできない…今すぐ戻して!!ことお君の声が聞こえないんだ!!」
「あなたには逃げ帰ってもらうことになっているんだ。この星を諦めるのなら、解除してあげるぞ」
「わかった、わかったよ、こんな星の力、いらないよ!!二度とこない!!だから早く僕の心を返して!!」
オキ君は全ての金属製の腕をしまい、背中を向けた。
「すまない、解除したぞ」
「よかった、ことお君の声が聞こえる…!」
オキ君は安心した表情で、わたしを見た。くまも安心して震えている。もう戦うつもりはないようだ。
「…からす君の噂は知ってたけど、噂以上だったよ。正直、戦いたくない。でもこの宇宙には、僕がまだであったことのない特別で強い戦士が沢山いる。そいつらが僕の代わりに、君を殺してくれることを願ってるよ。ばいばい、からす君」
オキ君はくまを抱きしめて、逃げるようにどこかへ飛び去って行った。
よかった…そう思ったとき。
さくら君の声が聞こえていないことに気が付いた。
…さくら君?さくら君はわたしの中にいる、それは感じられるのに。辺りを見渡すと、星のはなびらは分散し、今にも消えてしまいそうだった。チラチラと光るそれに手を伸ばし、かき集めた。
どうすれば星の崩壊を、止められるんだ!?
そもそも星を元に戻すだなんて、わたしの力で、この宇宙で可能なことなのか…?
可能?不可能?それはわたしが決めることだな
不死の奇跡は、待っていても起こせない
自分で掴まないといけないんだ!!
さくら君も、散り散りのはなびらになったこの星も…すべてを集めてくっつければ、元に戻るかもしれない!!
でも、わたしが飛び回って、はなびらを集める時間はもうない。
手を伸ばしても、遠くへと飛んでいしまったはなびらには届かない。
わたしは藍色の守り人の力を使って、大きな槍を作り出し、両手で握った。
特性の爆弾、使わせてもらうぞ。
この爆弾を爆発させる。そして一瞬の爆風に全ての星のはなびらを巻き込ませるんだ!さいごに、その爆発のエネルギーを、わたしの体で全部吸収して集め、溶かしてくっつける!
全部全部、わたしの力で巻き込んで、取り込んでやるんだ!
「さくら君、星のみんな、わたしを信じてくれ。
いくぞ!わたしたちは不滅だぁ!!!」
守りたい、守りたい。守りたい!!強い思い、願い。
宇宙の真ん中。わたしは自分の胸に、槍を深々と突き刺した。衝撃波が爆発的に広がった。
わたしの体は大爆発に巻き込まれ、一瞬にして溶けた。自分が死んだことにも気が付かずに、星のはなびらをかき集めることだけを考え、さくら君を守ることを求め続けてた。
宇宙の中心。ぐるぐる回る青色の炎の中で、わたしは星のはなびらを巻き込んでいく。ブラックホールの様に吸い込み集めていく。
全て集まった時、わたしたちはひとつとなり強い力で凝縮された。
守りたい、無数の不死の奇跡は、一つの花となって
かたく、かたく固まって、青い星となっていく。
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
目が覚めて、俺(さくら)はゆっくりと体を起こした。
天国の門と、生クリームみたいな雲の色が見えた。
ちっこい鳥が鳴いてる。砂糖みたいな雪が降っていて、それを楽しそうに見上げている人たちがいる。
「俺、生きてる…!?」
俺を指さして歓声を上げ、ハイスピードで飛んで近づいてくる二人が見えた。ささめきと、さくまだ。
ささめきは初めてみるようなキラキラの笑顔で、俺の背中をバシバシと叩き、手を引っ張って立ち上がらせた。
「さくら!あんた、ほんと最低!だって30分経っても、天国に戻ってこないんだもん!!オキが扉を壊して出てきたとき、すごく怖かったのよ!でも私、あんたのこと信じてたわ」
「さくらはやはりクズだったな。ささめきを戦わせるわけにはいかないから、瀕死の我が、あんな強い奴と必死に戦ったのだぞ!!久しぶりに体を動かし、力を使ったが…案外調子が良くてな。だが、突然星が崩壊し、散り始めてしまったんだ。それでもお前が死んだとは思えなくて…!!星が復活して安心した」
続いて誰かが、後ろから俺の頭をポンポンと撫でた。振り返った俺はがっかりした。「むむ」、お前かよ!!
「あたし、この星でくらすことにした♪さくら君が「むむみたいな奴の力になりたくて、この星を不死の星にしたんだと思う」って言ってくれたこと、忘れられなくて…戻ってきちゃったんだ。ささめきちゃんとさくまちゃんがケガを治してくれたんだよ!二人とも、強くて優しい女の子だね。さくら君の星のことをオキ君に教えちゃって、申し訳なくて泣いてたけど、二人に励ましてもらえて、自己肯定感上がっちゃったんだ!あたし、もう逃げるのやめる。いつかほたる君に、ちゃんと謝りたいし…」
「いいって、いいって、どうでもいいって!お前らと話してる場合じゃねぇんだよ!!俺はからすに早く会いたくて、泣いちまいそうなんだよ!!まさか、どこにもいねぇなんてこと…」
「さくらく~ん!!わたしはここだぞ♪」
ソフトクリームをおいしそうに食べているからすが、ひょっこりと現れた。真っ黒のコート、黒い髪、鮮やかな青色の瞳。何も変わらない、いつものからすだ。
「からす!!ソフトクリーム食う前に、俺に会いに来いよ!!一瞬不安になっただろ!!」
俺が涙声でそう言うと、からすは「すまない!さくら君を驚かせようと思って…。ほら、さくら君の分もあるぞ」
ソフトクリームを受け取る…ひとくち食べると甘くておいしかった。俺は「へへッ」と笑った。
「さくら君にひとつ伝えておかないといけないことがあるんだ。星を再構築する時に、わたしの体にこの星にある全ての力が集まってしまったんだ。爆弾も爆発してなくなって、宿っていた力も吸収して、この星の力の一部となったんだ。
そのせいで、青色の不死の星の化身が、さくら君ではなく、わたしになっちゃったんだ!
怒ってる…?」
「怒らねぇよ!これからも俺たちがこの星を守っていくことは変わらねぇし♪
…ややこしい話、詳しい話は後だ!
俺、からすと再会した時に現世でデートしようって話してたんだ、だから先に遊んでくる♪」
青空の下、からすと手を繋ぐ。もうからすを部屋に閉じ込めておかなくていいんだな!こんな日が来るなんて、思ってなかった?…いや、信じてた。ずっとずっと期待してた。
「ねぇさくら、これ使ってもいいわよ」と言いながら、ささめきは俺とからすに、クーポン券を握らせた。
さくまが「現世にある、からあげ食べ放題のお店のものだ。我とささめきは、週一回は食べに行っているな。ドリンクバーもあるぞ。…むむはこの店、知っているか?」
「知らない、あたしも食べたいなぁ」
「そうだな、我も食べたい。食べながらからすやむむともっと話がしてみたいと思っている。」
「うふふ、私も二人と同じ気持ちよ。…いいでしょ?さくら。そのデート、私たちも一緒に行くわ♪」
俺は「仕方ねぇなあ」と笑った。空が暗くなったらささめきたちは帰るだろうから、夜は二人きりでデートしような♪からすもそのつもりだろ?
みんなで羽を広げて、現世へと飛び立つ。
特別な羽をつけたからすが、俺の隣を飛びながら、「仲間ができて嬉しいな。怖い爆弾ももうないし、外に出られて、さくら君と楽しくお話ができるなんて夢みたいだ♪ずっと、ずっと憧れていたからな!」と笑った。
「からす。ありがとうな。俺も最高に嬉しい。俺達、よく頑張った。これからいっぱいデートしような!!天国も地獄も案内するし、現世だっていろんなところ連れてってやるよ。俺のバイト先とか、ショッピングモールとか、カラオケとか…あとなんだ…まぁ、色々!これからもバイト頑張って、からすとおいしいもの沢山食うんだ!
からす、…ありがとう。
助けてくれて、守ってくれて、信じてくれて。
マジで、自慢の恋人だ!ずっと愛してる、これからもよろしくな」
そう伝えると、からすが顔を寄せてきた。
「こちらこそ、信じてくれてありがとう。
さくら君、愛しているぞ。これからもずっとな♪」
ささめき達に見ないようにそっとキスをした。からすは嬉しそうにふにゃふにゃわらって、歌いだした。
「さくら君とのキスの味、おいしいんだよなぁ。まるでいちご味だ!」
いちごみたいなふにふにつやつやさくら君♪
いちご大福みたいに包まれてみたいさくら君~♪
ちゅっちゅっ!!ちゅっちゅっ!!
キュートなさくら君が、大好物だーー!」
いつも通りの、マイペースでたのしいからすをみて、安心して、また泣きそうになってきた。からすは俺の頭をわしゃわしゃ撫でてくれた。
みんなで食べるから揚げが楽しみだ。きっと宇宙で一番おいしいんだろうな!楽しいんだろうな、幸せなんだろうな。
食べながら、これからの話をいっぱいしような。星の仕組みを見直して、守っていくための作戦会議もしよう!
今日は俺のおごり♪
…
…
昨日と変わらず、星は回り続ける。
強力な戦士とその仲間たちの正義の心をのせて。
皆の心を守り続けていくために。
True End 「星のはなびら」
最後まで読んでくれてありがとう!